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新訂 いい会社をつくりましょう

伊那食品工業株式会社 代表取締役会長 塚越寛

48期連続で増収増益増員、世界トップの寒天メーカーの「年輪経営」
その経営の考え方をまとめた経営理念の書

斜陽産業でも48期連続増収増益、国内シェア80%の寒天メーカー

1958年設立にされた、長野県伊那市にある寒天メーカー伊那食品工業株式会社。国内シェア約80%、世界シェア約15%の寒天トップメーカーです。斜陽産業といわれている中でも、48期連続の増収・増益・増員という驚くべき業績を残しています。
その経営実績により多くの賞を受賞するだけでなく、社員の清掃活動・地域貢献は地元で評判です。「子どもに就職してもらいたい」、「伊那食品の社員は他と違う」と言われる存在となっています。
相場商品だった寒天の高品質・安定供給体制を確立、医薬・バイオ・介護食など新たな市場を創造し業界トップに至ったのは、末広がりの「年輪経営」と社員の幸せを追求する経営哲学の実践があったからです。

赤字続き3K職場の工場から、社員の幸せを実現する「いい会社」へ

高校の時、結核を患い三年間の闘病生活を乗り越えて、地元の木材関連の会社に就職。
「働ける、それだけでありがたい」、熱心な働き振りが当時の社長の目にとまり、入社1年半で現在の伊那食品工業の経営再建の匿名を受けました。
銀行の管理下で、毎月大きな赤字を出し、お金も、技術も、人材もない。そんな経営者人生のスタートだったそうです。
設備が故障し深夜まで働いたり、昼夜問わず四日間も女性社員に炊き出しをしてもらいながら、力を合わせて仕事をしてきました。この経験から「会社は経営者のために存在するのではなく、一緒に苦労してくれた仲間たち全員のものだ。」という考え方ができあがりました。
当時、寒天製造の職場は過酷な環境でした。99%の水分を取り除き、残りの1%を粉末にするため工場の床はいつも水浸し、社員は長靴が当たり前でした。そこで、社員の働きやすさを考え、改善運動をした結果、長靴をはかなくてもよい工場になりました。
地道な改善活動に加えて、社員の安全のための設備投資を惜しまず続けてきたことが、社員満足を高めました。

『遠くをはかる者は富み、近くをはかる者は貧す』

二宮尊徳先生の言葉にあるとおり、経営は目先の利益を追わずに、遠くをはかる施策が重要。
職場環境の整備が、社員満足を高め、そして商品の品質向上にもつながります。
この考えにより、業界でだれもなし得なかった寒天の高品質・安定供給を実現したことが、今日の繁栄につながっています。
『「いい会社」とは、単に経営上の数字が良いというだけでなく、会社をとりまく総ての人々が、日常会話の中で「いい会社だね」と言ってくださるような会社のことです。「いい会社」は自分たちを含め、総ての人々をハッピーにします。そこに、「いい会社」をつくる真の意味があるのです。(社是カードより)』
 この社是を原点に、末広がりの成長を永続させる「年輪経営」を実践すれば、「社員を幸せにすることができ、社員の幸福を通じて社会に貢献することができる」。
自社の利益だけでなく、お客様への商品の安定供給、取引先企業の利益や業界の発展を目指したその結果として、48期連続の増収増益、増員という驚愕の業績をつくり出すことができたのです。

―会社概要―
【会社名】伊那食品工業株式会社
【事業内容】寒天・ゲル化剤などの製造、販売 【設立】1958年6月
【HP】http://www.kantenpp.co.jp/

―書籍情報―
【書名】新訂 いい会社をつくりましょう
【著者】塚越寛
【発行】文屋

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