• 良い会社サーベイとは
  • 良い会社への想い
  • 事例紹介
  • 参考書籍
  • お問い合わせ

参考書籍

参考書籍の一覧に戻る

会社は家族、社長は親

法政大学大学院政策創造研究科教授 坂本光司/ 株式会社アイエスエフネット代表取締役 渡邉幸義

「雇用の創造」を掲げるアイエスエフネット
「社員は家族」を軸足に、社員の自発的なやる気を引き出す

「履歴書を見ない」採用からはじまる革新
創業11年目で社員数は500倍に

2000年1月、社員数4名で創業したアイエスエフネット。ネットワークエンジニア派遣を主な事業とし、本書が刊行された2011年には、創業11年目にして国内19拠点、海外6か国に事業を展開。そして同年、社員数はついに2000人を突破しました。現在も着々と成長し続けている業績の高い企業です。

創業から5年間は履歴書を見ずに社員を採用。一般的に就労困難といわれている方々(ニートやフリーター、引きこもり、シニア、障がいをもっている方、難民、ホームレス、等)の対象者も30%を超えていました。渡邊社長はこうした方々が「変えられない過去」で雇用機会を失っている事を残念に思い、「未来の可能性に賭ける」採用を決めます。それは「10大雇用」(※)というスローガンになり、同社の理念として掲げられました。

※現在では「20大雇用」に拡大されています。

社員の自発性を引き出す「働く仕組み」

障がい者雇用を始め社員と対話を増やしてから、社員の意識に変化がみられるようになった、と渡邊社長は語ります。それは、「自分たちが変われば、会社ももっとよくなるんだ」という想いです。この意識、すなわちモチベーションの原動力となる理由のひとつが、働き方の多様性を受け入れる仕組みでしょう。

例えば、うつ病や介護・育児などで休職が長引く場合、負担となる社会保険料を払わずにすませるために、いったん退職させ、働けるようになったら復職してもらうという方法があります。当然離職率は高くなりますが、対外的なイメージとは関係なく、働く仕組みを大事にしていることがわかります。

このような働き方のダイバーシティを実現する仕組みは、およそ100種類以上。社員が気持ちよく価値ある仕事をできる環境が整っていることで、社員一人ひとりの働きがいが奮い起こされているのです。

心を育てる

同社には「コア制」という「社員を家族」として捉える制度があります。入社した社員は、自分の親となる上司や先輩らを選び、一種の擬似家族のような組織体をつくり、徹底的なコミュニケーションを図ります。上司や先輩も「家族」であれば、我が子を出来の悪い子、手間のかかる子だといって教えなかったり、切ってしまうことはありません。例えば300回教えても覚えられない社員にも、徹底的に教えてあげる職場環境になるのです。これが組織の結束につながっていきます。

勿論、社員の反発もあります。しかし、前述のような人間性の鍛錬と、渡邊社長自らが掲げる「社員のやる気を高める5つの約束」の実行により、徐々に社員は会社に対する理解と愛着、そして働きがいが高まり、彼ら自身の理解につながっていくのです。

その5つの約束とは、「リストラはしない」「年齢に関係なく働けます」「やりがいのある環境をつくります」「ダイバーシティを保障します」「自分の責任でない事件や事故により生活できなくなったら、全員で助けます」――。
渡邉社長のこうした取り組みは、「効率化」を重視する組織や社会への変革だといえるでしょう。

―会社概要―
【会社名】株式会社アイエスエフネット
【事業内容】情報通信システム設計、施工、保守及びコンサルタント業務など
【設立】平成12年
【HP】http://www.isfnet.co.jp/

―書籍情報―
【書名】会社は家族、社長は親
【著者】坂本 光司/渡邉 幸義 共著
【版元】PHP研究所 ※品切

参考書籍の一覧へ

お問い合わせ・資料請求はこちらから

お電話でのお問い合わせは 03-6256-0288 平日(月-金)9時~17時 良い会社コンサルティングチーム

Copyright All rights reserved by Pasona Career.

ページの先頭へ